以下2009年度下半期から半期ごとのMPSS搬送事案件数と再開通療法施行率、再開通療法施行患者の治療前後の脳卒中重症度変化(NIHSS)、退院時転帰良好例の割合を示します。
なお2022年度から主幹動脈閉塞を考慮した新たな評価法を取り入れることとなっております。

  MPSS搬送事案 再開通療法施行例数

(施行率)

治療前NIHSS

治療24時間後NIHSS

p値 退院時転帰良好例の率

RS0-1(治療例)

2009年度下半期 276 31例(11.2%) 9.2±7.5 ⇒ 7.7±7.4 p=0.000 24.1
2010年度上半期 269 28例(10.4%) 15.7±7.7 ⇒ 11.0±8.6 p=0.001 22.2
2010年度下半期 304 43例(14.1%) 11.5±6.6 ⇒ 7.7±7.0 p=0.000 22.9
2011年度上半期 257 36例(14.0% 15.6±6.5 ⇒ 11.8±7.9 p=0.000 31.3
2011年度下半期 273 29例(10.6% 12.8±9.3 ⇒ 9.6±8.9 p=0.000 39.0
2012年度上半期 336 34例(10.1% 11.4±8.3 ⇒ 8.5±9.2 p=0.000 32.4
2012年度下半期 352 32例(9.1%)(脳梗塞のみ:20.6%) 10.2±7.9 ⇒ 7.5±7.2 p=0.000 38.7
2013年度上半期 307 39例(12.7%)(脳梗塞のみ:18.8%) 13.4±5.9 ⇒ 10.3±6.7 p=0.000 38.7
2013年度下半期 385 39例(10.1%)(脳梗塞のみ:18.9%) 10.8±8.2 ⇒ 7.7±7.4 p=0.000 27.8
2014年度上半期 437 25例(7.0%)(脳梗塞のみ:12.9%) 17.4±9.2 ⇒ 13.8±9.8 p=0.002 32.0
2014年度下半期 532 35例(6.6%)(脳梗塞のみ:17.9%) 13.5±9.6 ⇒ 8.6±7.3 p=0.000 31.3
2015年度上半期 493 69例(14.0%)(脳梗塞のみ:29.5%) 10.6±7.6 ⇒ 8.6±8.2 p=0.000 31.7
2015年度下半期 484 60例(12.4%)(脳梗塞のみ:25.8%) 13.2±7.9 ⇒ 11.4±10.2 p=0.000 28.3
2016年度上半期 438 44例(10.0%)(脳梗塞のみ:12.5%) 14.1±8.4 ⇒ 8.3±7.5 p=0.001 29.3
2016年度下半期 472 46例(9.7%)(脳梗塞のみ:19.0%)

tPAまたは血管内70例(16.1%脳梗塞のみ29.5%)

16.5±7.3 ⇒ 11.4±7.8 p<0.001 24.4
2017年度1年間 川崎QQ搬送数

1273

tPAorMT施行20015.7

脳梗塞のみ 29.0

tPAorMT施行例

14.8±9.2 ⇒ 10.2±8.8

p<0.001 20.6
2018年度下半期 川崎QQ搬送数

774

tPAorMT施行10513.6

脳梗塞のみ 25.4

tPAorMT施行例

10.0±9.1 ⇒ 8.1±9.0

p<0.001 35.1
2019年上半期 川崎QQ搬送数

782例例

MPSS搬送516

tPAorMT施行12115.4

脳梗塞のみ 26.4

tPAorMT施行例

12.7±6.3 ⇒ 9.6±7.9

p<0.001 25.4
2019年下半期 (川崎QQ搬送数690例)

MPSS搬送591

tPAorMT施行8312.0

脳梗塞のみ 30.0

tPAorMT施行例

12.6±9.8 ⇒ 8.1±10.4

p<0.001 35.4
2020年上半期 (川崎QQ搬送数847例)

MPSS搬送608

tPAorMT施行8317.4

脳梗塞のみ 21.9

tPAorMT施行例

13.2±8.3 ⇒ 5.4±8.1

p<0.001 32.0
2020年下半期 (川崎QQ搬送数853例)

MPSS搬送696

tPAorMT施行9213.1

脳梗塞のみ 25.5

tPAorMT施行例

12.1±9.5 ⇒ 5.1±8.4

p<0.001 38.0
2021年上半期 (川崎QQ搬送数983例)

MPSS搬送671

tPAorMT施行9314.4

脳梗塞のみ 27.2

tPAorMT施行例

12.8±8.6 ⇒ 9.2±6.3

p<0.011 32.0